さよなら、ほう、アウルわたしの月

今年は多くのひとに出逢い、話し、過ごし、離れ、忘れ、忘れられ、離れられ、やり過ごされ、呆れられ、でも幸せでした。

いろいろと感じ、考え、出かけて、帰って、考え、感じ、新旧かまわず気の合うひととよく話しました。

不埒なこともし、持ち越したくないのに、持ち越すことになりそうで、不安を呼び、眠ろうと思ったけれど不眠症なのでしらふじゃ易やす眠れず、Twitterを開くと月がすごい今年最後の満月だという投稿が目に留まり、ベランダに出ようかと思い、でもその気力もなく、ああそういえば小学校のころ過ごした部屋の窓から月明かりが射し込み、その景色に充足して、少しスペシャルだと感じ、うれしく、そういう日の翌朝はたいがい晴れ、陽が射し込むことに落胆しながら出かけ、ひとになんとなくはまらず、へらへら笑って、忘れ、離れ、離れられ、忘れられ、呆れられ、でも日々を信じました。

グレゴリオ暦に巻かれて今年のまとめを書き、なんとなく締めた気でいるけれど、書いていないことのほうがはるかに重要なことばかり。

それは2019年に閉じ込めず自由にしておきたいことだから書かなかった、と後付けで嘯き、わたしはこれから子どものころスペシャルに感じた部屋に行き、月の光を浴びるのだろうか。

そんなこんなこの呑気なウェブページに今年寄ってくださったかたにとり、佳きことがスパークしますよう願いながら、ご挨拶です。

自著『さよなら、ほう、アウルわたしの水』を出したのは2月でした。

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